日本メンター協会オフィシャル・パートナー/ビリーフ・リセット・カウンセラー/プリント基板設計エンジニア/経営者
三碧木星 丑年 かに座 A型 有限会社ボードテクノロジー代表取締役
子供の頃から、何か作るのが好きで小・中学校時代は、タミヤやバンダイのプラモデルやバルサでできた飛行機をよく作っていました。
そんなわけで、高校3年での文系/理系の選択も迷わず理系へ。
大学も、物理学科というなんだかお堅い学科に行きました。
仕事も、モノ作りがしたいと思い総合電気メーカーの関連会社(現在は合併によりありません)に就職。
そこで約17年半勤務し、 その間に回路設計を3年、基板設計関連業務を14年半経験。
その間は基板設計だけでなく、CADの導入立ち上げ・保守管理から新入社員の教育や営業までいろいろと経験することができました。
運が良いことに、30過ぎたころから基板設計が好きこの仕事を一生やりたいということに気が付きこの時点で自分探しの旅は終了。
今度は、前職では一生基板設計はできないので、転職するか独立するかで悩むことに。
結局独立を選び、2000年に会社を辞めて独立しました。
独立後は、通信機器の基板・デジタル家電用の基板・ 小型カメラ・DVDレコーダ カーナビ等の基板を設計。
また基板設計だけでなく、CADの運用サポート・新規環境構築・基板設計と CAD操作についての研修や教育もやっています。
研修・教育は500人規模の企業から10人程度の小企業・個人まで様々な会社で実施。 前会社時代も含めると、のべ300人以上に研修したと思います。
この様に50歳すぎるまで、自分はバリバリの左脳人間で、クールで合理的という言葉は昔の自分には最大の賛辞でした。
まあ、仕事は電子機器の設計だし経営者でもあるので当然といえば当然なんですが、左脳(理論・思考)対右脳(感情・感性)の比率は9対1ぐらい極端だったと思います。
なにせ過去には
・理論と理性と思考
・目標と現状を比較して臨機応変に判断・対応できる柔軟性
があれば人生成功できる、豊かになれると思っていたくらいですから。
家族や友人からは「ミスタースポック」「機械と話しているみたい」「能面」というお言葉を頂戴しました。
で、それで人生がうまく行っていたか?というと全く逆でした。
独立する前にいた会社では部下が離れていく。独立した後には社員は減っていく。売り上げも減っていく。家庭内もザワザワしてくる。
なんとかしなければと思って本を読んだり経営者向けのセミナーに行って学んだことを実践してもしばらくはいいけど時が経つとまた元に戻ってしまう。
それの繰り返し。
家庭も自分の言動が原因となって、家族が落ち着かず安心できる場所はまったくありませんでした。
この時は、理知的・論理的で決断力のある経営者。
そんな自分ではないものに、必死でなろうとしていました。
そんな状況を変えようと思っていろいろ勉強しましたが、心についての勉強を始めそれを実践していくと、少しずつ状況が変わってきました。
そして、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。