心の設計書

感性と感覚を大切にして生きることで幸せを設計するブログ

菊地健介 プロフィール

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■ 心プランナー   菊地健介

三碧木星 丑年 かに座 A型  有限会社ボードテクノロジー代表取締役

前は総合電気メーカーの関連会社(現在は合併によりありません)に約17年半勤務し、 その間に回路設計を3年、基板設計関連業務を14年半経験。その間は基板設計だけでなく、CADの導入立ち上げ・保守管理から新入社員の教育や営業までいろいろと経験する。

運が良いことに、30過ぎたころから基板設計が好き、この仕事を一生やりたい、ということに気が付きこの時点で自分探しの旅は終了。

今度はその時いた会社では一生基板設計はできないので、転職するか独立するかで悩むことに。

結局独立を選び、2000年に有限会社ボードテクノロジー設立 。

現在は通信機器の基板・デジタル家電用の基板・ レンズ駆動の基板・複合回路(RF回路+CUP周辺+映像処理回路 や 映像処理+CUP+モータードライブ回路)の基板を設計。

自分で言うのもなんですが、複合回路の設計は得意です。複合回路の基板をちゃんと動作する為のノウハウと秘密兵器あります。

また基板設計だけでなく、CADの運用サポート・新規環境構築・基板設計と CAD操作についての研修や教育もやってます。

研修は500人規模の企業から10人程度の小企業・個人まで様々な会社で実施。 前会社時代も含めると、のべ300人以上に研修。現在も某所で定期的にセミナーを実施しているので、毎年十数人づつ増加。

 

■日本のモノつくりと一緒に衰退していく基板設計について思うこと

私が社会人になった頃は「Made in Japan」の電気製品は最強のブランドで、 日本の物つくりは非常に盛んでした。 そんな周囲の状況に合わせて、電気・電子機器に使用されている基板の設計も 優秀な人が多数いる活気のある職業でした。

でも今は、日本の物つくりは衰退の一途で、 「物つくりは外国で行われる仕事」になり世界に誇る技術や優秀な設計者は過去のものとなってしまいました。 基板の設計も人件費の高い日本国内から諸外国に移り 同じ様に衰退の一途となっています。

しかし私は日本人の基板設計やものつくりの技術はけして劣っているわけでないと 思います。

むしろ、「盆栽」「庭」「懐石料理」「箱根の寄木細工」  等を思い出せば、逆に日本人の持つ繊細さ、空間を優美に埋める認知能力 何もない空間と物のある空間の絶妙なバランス感覚は 世界屈指の高い能力であると思います。

今日のグローバル化が当たり前の現状、世界中から安くて性能の良い部品を 調達し人件費の安い国で製品にする という物つくりの大きな流れを 変えることはできません。

でも、日本人には前述の様な能力があるのに、エネルギー革命で 石炭産業が無くなって行った様に、基板設計が日本国内から消えていくの何もせずに見ているだけなのは非常に残念に思います。

では、日本人が能力を発揮できる産業がなくなってしまうことを止めるにはどうしたらよいでしょうか?

それは、「世界中から安くて性能の良い部品を集めて、人件費の安い国で組み立てる」 のが 21世紀のものつくりのやり方なら、日本の基板設計が 「技術・品質・価格の全てにおいて世界で一番の基板設計を提供できる様になること」だと考えます

iPhone6では日本製の部品が多数使われているそうです。基板も部品である以上、ほかの部品のように日本設計・生産のものが採用される可能性は十分にある!と信じています。

そうなる為に 「性能・品質・適正な価格で世界の企業から選ばれる日本の基板設計」 目指して、基板設計技術の発展に貢献し、また、世界で選ばれる基板設計者を育成するために一個人として情報発信を行って行こうと思います。

 

■個人的に思う基板設計座右の銘

「simple is best 」

「見た目きれいな基板は電気的性能も出る」

「基板設計の基本は両面基板。両面基板が美しく設計できないヤツは多層基板を設計させてもヘタクソ」

■講演実績

2006年10月 図研プライベート展  デザインインパクト のセッションにて EMCアドバイザーを活用した設計と運用方法について講演

2008年3月 図研エグゼクティブセミナー にて ランチェスター経営戦略による経営の例として EMCアドバイザー運用による差別化の事例について講演

2008年10月 2008図研プライベート展 パネルディスカッション 高速ボード設計 にて パネラーの一人として、シミュレーションやEMCアドバイザーの運用・教育等について講演

 

ページTOPのカバー写真はWorker’s Photo (大野写真事務所)の大野さんに撮影していただきました。

http://www.workersphotobiz.com/index.html

 

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