規格仕様書〜基板設計の資料

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基板設計に必用な資料についてのシリーズです
最初に基板設計依頼時の資料にはどんなものがあったか一覧してみましょう。

基板設計に必要な資料

1 回路図
2 ネットリスト
3 部品リスト
4 基板外形図
5 部品レイアウト図
6 部品カタログ
7 配置・配線の注意事項
8 配線仕様等、基板に制約があるデバイスはその仕様書
9 規格に則った設計をしなければいけない場合はその仕様書

規格の仕様書

ここで言う規格の仕様書とは、HDMIやPCI Express など国際的な団体・機関などが決めた規格の事を言います。
この様な規格の仕様書には電気的な特性と基板や部品の位置寸法などのフィジカルな情報とがあります。
もちろん基板設計で必要になるのはフィジカルな情報の方ですが、両者ともその団体(機関)などのHPで入手できる場合と入手できない場合があります。
HPで入手できない場合の多くは、その団体(機関)の会員になって有料でなければ入手できません。
こうなると基板設計メーカーでは入手は難しいのでお客様にお願いする事になりますので、設計に必要な情報として入れてあります。

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この記事を書いた人

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菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。