毎日仕事に家事に頑張っているけど、なんかもモヤモヤしている、苦しい
人生を変えようと思っているけど、どう変えていいかわからない
人生を変えようと思って行動しているけれど、すぐに元に戻ってしまう
そんなことを感じている人から、「なぜだろう?」という相談を受けることがあります。
そう感じる時、
自分で自由に選択できるのに、そういう選択はできない/そういう選択肢はない
と思っていることが原因であることが多くあります。
心理学の用語を使うと、抑圧している感情や思考がある、ということです
そしてその抑圧の奥にどんな感情や思い込みがあるか、を探求してみる必要があります。
photo by Takashi Q. Hanamura Takashi Q. Hanamura Photography
たとえば自分の場合、過去に
「男は働いてお金を稼いで家族を養うのが当たりまえ」
という考えがありました。
そうすると、「休む」という選択肢はありません
休むことは良しとしていないので、会社員時代も、ましてや独立してからは大晦日と正月3が日以外は土日もなく毎日夜遅くまで働いていました
でも、そうすると人生にいろいろと問題が出て来ましたし、自分も非常に生きづらかったです。
「自分はこんなに働いているのに、社員さんはお稽古事で定時で帰るのか!」
と自分が勝手に働いているのに、一人で周囲に対して怒っていたり、
そうすると社内がいつもトゲトゲしていて、ついには社員が辞めていくという現象となって現れてきました。
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そして「男は働いてお金を稼いで家族を養うのが当たりまえ」という考えの奥には
「かせぎが男の価値をきめる」=「稼げない男に価値はない」という思い込み(ビリーフ)
がありました。
この考えはどこから来たかというと、父から意識せずに受け継いだものです
父は大正生まれ農家の三男で、旧小学校を出た後は東京に出てきて、造船会社の給仕(雑用などをやる人)から叩き上げで貨物船や埠頭にあるクレーンの設計、後年にはクレーン車等建設機械の設計やオプション対応の設計とメンテナンスをしていました。
そして小学校しか出ていない父は、給料が安く大変苦労したという話はよく聞いていました。
だから父とってお金は非常に価値のあるもので、欲しいものでした。
だから父の中で「かせげない男に価値はない」=「ガムシャラに働いて稼ぐ」という価値観ができたのだと思います。
そして、家の中がそういうルールであったために、子供の自分は意識しなくてもそういう価値観があたりまえになっていました。
つまり原因は、本来は自分でいろいろな選択肢を選択できるのに、親の価値観を自分の選択肢として選んでそれ以外はないと思いこんでいたらです。
その思い込みのループから抜け出られたのが、ビリーフ・リセット・カウンセリングです。
自分はビリーフ・リセット・カウンセリングで
お金を稼げなくても、お金を稼げても、どちらでも自分の価値は変わらない
と思えるようになった結果、休むという選択もできるようになりました。
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それを選択しても、しなくても大丈夫
そう思えると視界がひらけてきます
皆さんも、なんかモヤモヤして苦しい時には、もしかしたら、ないことにしている選択肢がないかどうか、特に感情的にそれはないことにしていないか、自分から1歩引いて眺めてみてください
自分の気持ちに思いを巡らして苦しくなってきた方は、
占い師の所に行くのでもなく、心療内科に行くのでもない第3の道
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