人と対立するのが嫌でしないようにしているのに、対立の場面で相手の怒りを激化させてしまうのはなぜか?

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自分の原家族は父が母に対してDVだったということもあり、自分は暴力的な場面、人と人とが対立する場面はとっても苦手だった。
だから自分が加害者(≒おこる側)になることは避けてきたけれど、やっぱり自分が被害者(≒怒られる側)なるときはある。
その時、対立は嫌なので避けようとする行動
・相手の立場に立って何についているか考える
・それが相手を傷つけていたとしたらあやまる
ということをしてきたが、それをすると逆に対立が激化することもある。
(というか、過去激化してきた)

それは本意ではないし、自分も不快なので、そうしたくないけどそうなってしまう。
それはなんでか? 解決できないのか?と思うことはしばしばあったけど、それらが納得できたのでシェアしたい。

なぜ対立が激化するか?
それは対立の場面では、「エネルギーはエネルギーに出会いたいから」
怒りや非難という感情のエネルギーが、片方から出たとき、そのエネルギーと”ガチンコで”あたるエネルギーがないと、出されたエネルギーは行き場を失って暴走し、さらに激化してしまう。
つまり、感情のエネルギーが出たときに、「スーって引かれる」「シュッてしぼんでしまう」と出されたエネルギーは行き場を失って暴走し、さらに激化してしまう。
まさにじぶんがやっていたことはそれ。

だからと言って、売り言葉に買い言葉で罵り合うとか暴力(力)で相手を押さえつけるのは論外。
そうではなく、枠組みを決め(じゃ、今からXXのことについてとことん話しあおう! というような宣言をする)その中でお互いを出し切ることが大切。
また、エネルギーは声の大きさや語気だけではない。
自分の内側にある気持ちや感情の言葉、できるだけ深い内側にある真実の言葉にもエネルギーはある。

もちろん上記のことは難しい。最初からなかなかできない。
意識してコツコツやっていくしかない。

これは自分が今学んでいるプロセスワークのワールドワーク道場で学んだ内容です。

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この記事を書いた人

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菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。