基板設計に必用な資料についてのシリーズです
最初に基板設計依頼時の資料にはどんなものがあったか一覧してみましょう。
基板設計に必要な資料
1 回路図
2 ネットリスト
3 部品リスト
4 基板外形図
5 部品レイアウト図
6 部品カタログ
7 配置・配線の注意事項
8 配線仕様等、基板に制約があるデバイスはその仕様書
9 規格に則った設計をしなければいけない場合はその仕様書
photo by Takashi Q. Hanamura Takashi Q. Hanamura Photography
回路番号・定数/名称など色に注意しましょう。
CAD上ではカラーで表示されていても印刷される時はグレイスケールの場合があります。
その場合、黄色・黄緑色・水色などは薄くなってしまいます。
CADで入力した回路図をそのままデータ支給の場合は、印刷する際に「カラー・オブジェクトごとの設定」で適宜変えられる
ので上記の問題は避けることができます。
しかしビュワーを利用する場合はカラー・オブジェクトごとの設定ができずにグレイスケールで印刷になってし舞う場合があります。
その為黄色・黄緑色などは薄くなってしまいますので、ビューワで見ることも想定される場合には使わない様にしましょう。
pdfにする場合もグレイスケールを選択すると上記と同様になりますのでご注意ください。
文字の大きさ
支障なく読めるのは 文字幅1.0mm 文字高さ1.5mm程度です
これでも老眼の人はきついかも。
できれば 文字幅1.2mm 文字高さ2mm 程度をおすすめします。
文字が小さくて、薄い回路図を読むのは本当に大変です。