ネットリスト〜基板設計の資料

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基板設計に必用な資料についてのシリーズです
最初に基板設計依頼時の資料にはどんなものがあったか一覧してみましょう。

基板設計に必要な資料

1 回路図
2 ネットリスト
3 部品リスト
4 基板外形図
5 部品レイアウト図
6 部品カタログ
7 配置・配線の注意事項
8 配線仕様等、基板に制約があるデバイスはその仕様書
9 規格に則った設計をしなければいけない場合はその仕様書

ネットリストってなに?

まずは「ネットリストとは何か?」から始めましょう。
ネットリストは、基本的には
「基板上にある部品の端子の電気的接続を記載したもの」です。
(基板でパターンになる部分です)

ネットリストには必ず
1)ネット名(信号名)
2)その信号に繋がる部品の回路番号と端子番号
が記載されています。
また普通はテキストファイルです。以下に例を示します。
これは一例です。区切り記号(; , .)などはネットリスト
の形式によって異なります。

(例1)
N00001; IC5.19 IC9.8
N00002; IC5.20 IC9.7
N00003; IC5.21 IC9.6
5V; C10.1 C13.1 C14.1 C15.1 C17.2 ,
C19.1 D5.2 IC5.12 IC5.15 IC5.25 ,
IC5.36 IC5.38 IC5.39 IC5.7 IC5.9 ,
R2.2 R9.2 TP3.1
VIN-; C1.2 CN1.3 CN1.4 L2.2 TP1.1

上記は、
ネット名;回路番号.端子番号 回路番号.端子番号
と言う順番で記載されています

また、1行で終わりのネットもあれば、たくさんの端子の繋がるネットもあります。
たくさん繋がる時は、1行だけでは書かずに「,」で切って次の行に続いています。

以上がネットリストの基本的な部分ですが、上記に加えて部品の情報、その他の情報が加わっているものもあります。

(例2)は部品情報が加わる場合、(例3)は部品情報に加えて
回路図のシンボルについての情報他などが加わっている場合です。
一般に、回路図CADと基板CADが連携してるシステムの場合いろいろな情報が付加されています。

(例2)
! U1GWJ44; D3
! DAM3MA24; D4
! RSX101M-30; D5

(例3)
“LD” : : “0CK105CC5CA” : “0CK105CC5CA”
“C151” : “2” : UNFIXED : “1.cmp4424” : “2” : PACKAGESYMBOL;

基板設計の際最低限必要なのは、(例1)に示したネット名とその信号に
繋がる部品の回路番号と端子番号が列記されているものです。
その場合、部品情報は「部品リスト」を元にCADの基板ファイルに展開します。

photo by Takashi Q. Hanamura  Takashi Q. Hanamura Photography 

ではなぜ、部品情報や回路図シンボル他の情報が付加されているかと言うと、
1)基板に展開する時に最小限の人手をかけるだけで済ませたいから
2)基板に回路図中もいろいろな情報は引き継ぎたいから
です。またこれは新規に基板を起こす時だけでなく、回路や部品を変更した場合も一緒です。
またそうする為には、部品情報のデーターベース等々作成が必用です

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この記事を書いた人

菊地 健介

菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。

このブログの著者 菊地健介

心プランナー 菊地健介
岡部明美LPL養成講座認定セラピスト/一般社団法人ビリーフリセット協会認定カウンセラー/日本メンター協会オフィシャル・パートナー/プリント基板設計エンジニア(約30年)/経営者(19年)
菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
そして、理性と理論と思考で人生回って行くと思っていた、「無理して一人で背負い込んじゃう思考優位系の人」でした。
でも、人間関係や仕事は全くうまくいかず、職場や家庭はストレスだらけでした。
こんな自分と自分の周囲に起こってきたつらくて・悲しい出来事を脱して、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がついて、心について学んできました。
そして、設計の分野、心の分野両方で、自分の体験と学びを他の人にも伝えています。
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