人の気持ちは、いくえにも重なり合って絡み合っている。その気持ちを感じきってみる。

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人生でとても辛い出来事が起こった時には、心のなかではいろいろな気持ちが生じてきます。
例えば、社員さんから「この会社にはもういたくない。辞める。あんたが大嫌いだ」と言われた時、
怒り
悲しみ
悔しい気持ち
見捨てられたという気持ち
相手に対する嫌悪感
孤独感
自分はダメなやつという気持ち
相手に悪いことをしたという罪悪感
etc
こんな色々な気持ちがドロドロとマグマの様に混ざり合ってあると思います。
更には、言葉にならない、ただモヤモヤとした「何かわからない気持ち」もあるかもしれません。
いろいろな思いが、湧いては消えているかもしれません
そんな状況は、「社員が辞めて悲しい」の一言で片付くわけがありません。
いろいろな気持ちがそこにはあるんです。
それを「あって良いことにする」とか「全部感じてみる」とかは結構ハードル高いと思います。
でも、それができる人はその全部の気持ちを感じきってみてください。
涙がたくさん出て来ます。
できる人は、その涙とともに感じきってみてください

でも、人が死んでしまうとか、今は受け入れられないこともあると思います
そんな時は無理ですよね。強くないもん。
そう言う時はゆっくりでもいいんです。しょうかないもん。

一旦、その気持ちを全部冷凍して、心の奥底の冷凍庫の、そのまた奥底に入れてしっかり扉を閉めてしまったりもします。
でも、不思議と奥底に入れて扉を閉めたはずなのに、いつかは出す時がやってきます。
その時が来たと思ったら出してみましょう
涙がたくさん出て来ます。
でもその涙が解凍してくれます。
そしたらその涙とともに感じきってみましょう。

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この記事を書いた人

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菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。