そして、自分の正義を振りかざす社長の下から誰もいなくなった

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今は一人でカウンセリングと講師を仕事にしていますが、昔はプリント基板を設計する会社を経営して最大5人社員がいました。
そして、5人とも辞めました。

社員が辞める理由っていろいろあると思います。
労働時間、給与、仕事内容、理由はいろいろあると思いますが、昔の私のような従業員10人以下の極小規模な企業の場合、「TOP(社長)が人間的に嫌いだから」というのも大きな理由ではないでしょうか?

心の学びをした今振り返ってみると、嫌われていた理由がいろいろ思いつきますが、いその中で大きな理由の1つは
「私の考え(=正義)を振りかざし、私は正しい/あなたは違う」
というやり方でやって来たからです。

例を思い出してみると

『仕様変更にはできるだけ応じるべきだ。完成度を上げるのに積極的に協力するの良い設計者である』

という考えを振りかざして、日程が合わない時は休日出勤させたり、「じゃあ俺がやる」と言って取り上げてやったりしてた。(もちろん、日程と追加費用はいただいてです)

『この設計はXX時間で終わるべき』『このICはここに配置してバイパスコンデンサーはここに配置すべき』等々設計的・技術的な考えを振りかざし、できないと

「何でできないの」

という反応をする。(それも怒っていうのではなく、冷たく)

 

設計手順書と設計チェックシートは、内容も事細かに書かれているものを顧客ごとに作成した。
その通りの手順で進めさせ、チェックさせていた。

等々いっぱいでてきます。
そしてそれらを

「お客さんの満足度の高い設計ができる方が会社は安定存続するし、逆に設計ミスしてお客さんに信頼されなくなったら仕事が来なくなって会社倒産で君たち従業員も影響うけるよ!」

という正論を振りかざして強要してました。本当は自分が恐怖エンジンで回っていたからなんですが。

ここまでの話は一方的に押し付けるということで、お互いコミュニケーションして、双方が「ああ、これは大切なことだよね」と納得してやる場合ではありません。
このように会社の最高権力の社長から、正論という正義を押し付けられたらやらざるを得ないし、そもそも押し付ける人は嫌いになりますよね。

逆に、
「僕はこう思うんだけど、君はどう思う?」
「僕のこういう考えを大切にて設計してくれたら、僕は嬉しい」
というコミュニケーションができたとしたら、それは職場の人間関係が良くなっていきます。

心の学びをして、良かったことはたくさんありますが、その一つは『分別知』を知ったことです。
1)自分の領域・相手の領域・神の領域を分ける
2)事実とストーリー(自分の解釈)とを分ける
3)相手の行為と相手そのものの存在とを分ける

あの時起こっていたことは
「会社が倒産したら困るよね」という無理やりな共通意識を相手に持たせて 1)の自分と相手の領域があいまいにして、自分の考え(正義)は他人もそう考える と思い込んでいたことです。

私が開催している、「ビリーフリセット入門講座」や4月より開催の「ビリーフリセット初級講座」ではこのような職場内でのコミュニケーションにまつわるビリーフついてもお話していく予定です。

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この記事を書いた人

菊地 健介

菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。

このブログの著者 菊地健介

心プランナー 菊地健介
岡部明美LPL養成講座認定セラピスト/一般社団法人ビリーフリセット協会認定カウンセラー/日本メンター協会オフィシャル・パートナー/プリント基板設計エンジニア(約30年)/経営者(19年)
菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
そして、理性と理論と思考で人生回って行くと思っていた、「無理して一人で背負い込んじゃう思考優位系の人」でした。
でも、人間関係や仕事は全くうまくいかず、職場や家庭はストレスだらけでした。
こんな自分と自分の周囲に起こってきたつらくて・悲しい出来事を脱して、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がついて、心について学んできました。
そして、設計の分野、心の分野両方で、自分の体験と学びを他の人にも伝えています。
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