基板設計を内製化したい時、まず最初に考えるべきこと

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私の主な仕事はプリント基板の設計ですが、その他にも基板設計を自社内で行いたい(基板設計内製化)御会社のお手伝いをすることがあります。もちろんいまく行く御会社、行かない会社、最初はうまく行っているがだんだんうまく行かなくなる会社 いろいろあります。そんな経験から「基板設計内製化がうまく行くための考え方と実践」について書いていきたいと思います。

【テーマ】

今回のテーマは、基板設計を外注ではなく、これから自社内で設計し、継続して行って行こうとするとき まず最初に考えるべきことは何でしょう。

また最も重要なことはなんでしょう?

 

【結論】

まず考えるべき、ことは「なぜ基板設計を内製化するか?」 その目的です。 もっとも重要なことも、「なぜ内製化するか?」その目的です。

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【説明】

重要なことなので再度繰り返します。 まず考えるべきこと、そして重要なこは

「なぜ基板設計を内製化するか?」 その目的です。 基板設計を内製化することにより、どうしたいのか? です。

どのメーカーのCADを選定するかではありません。 だれにやらせるかでもありません。 予算の確保でもありません。

内製化の目的は各社で様々なはずです。

・基板設計のノウハウを社内に蓄積したい

・外注費を削減したい

・社内に基板設計CADがあるので有効活用したい

・変更が多いので、すぐに反映できる社内での設計にしたい

目的は複数の方が望ましいですが、1個でもかまいません。 また、目的はなんでも良いですが、はっきりさせましょう。

はっきりさせるというのは具体的に

1)内製化する目的を文章化して、

2)関係者で討議し、

3)関係者の共通の認識となる

までやりましょう。

この時の文章は

「XXの状態を基板設計を内製化することにより〇〇する」

「□□の問題点を基板設計を内製化することにより〇〇する」

という表記にしましょう。

なぜここまで目的を強調するかというと、CADの導入や トレーニングをやって、内製化が根付かない会社は、

・内製化の目的が明確になっていない

・当初目的は明確だったが、だんだんお題目になってきた

のどちらかの場合が多いからです。

基板設計の内製化には多くの苦労と時間と費用が必要です。 特に立ち上げの社内の関係者は時間的・精神的に多くの負担 が伴います。それらの負担・問題点・苦労をはねのけるのには確固たるゴール の設定が不可欠です。ゴールに至る道は紆余曲折は必須ですが、ゴールが見えていれば そこ目指して進むことできます。

基板設計内製化の第一歩はその目的を考えることからです。

今回は「実践」ではなく「考え方」に関するエントリでしたが、過去何軒かの御会社で内製化のお手伝いをさせて頂いた時に感じることは、

まずCADを買ったり、担当者を雇ったり「実践」に関することよりも「考え方」の方が重要である 

ということです。みなさんも基板内製化の際はぜひこれを先に考えるようにしてください。

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この記事を書いた人

菊地 健介

菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。

このブログの著者 菊地健介

心プランナー 菊地健介
岡部明美LPL養成講座認定セラピスト/一般社団法人ビリーフリセット協会認定カウンセラー/日本メンター協会オフィシャル・パートナー/プリント基板設計エンジニア(約30年)/経営者(19年)
菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
そして、理性と理論と思考で人生回って行くと思っていた、「無理して一人で背負い込んじゃう思考優位系の人」でした。
でも、人間関係や仕事は全くうまくいかず、職場や家庭はストレスだらけでした。
こんな自分と自分の周囲に起こってきたつらくて・悲しい出来事を脱して、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がついて、心について学んできました。
そして、設計の分野、心の分野両方で、自分の体験と学びを他の人にも伝えています。
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