回路情報定義では何をするか~基板設計の工程(4)

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2020年、現在は、心理カウンセラー・コミニケーション研修講師の活動を行なっています。

基板設計については、活動を行なっておりません。基板設計に関してお問い合わせいただきましても、心理カウンセラーの活動が多忙なため、お返事が難しい状況です。

(過去のログとして記事は公開しています。)

基板設計の工程(の流れ)についてのシリーズ4回目です。
今回は、回路情報定義について解説します。
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photo by はなむら たかし 信州 Snap::Life

 

基板設計の工程(全体の流れ)

まずは新規に基板設計する時の順番と全体の流を示します。
(お客様)と記載がある工程はお客様実施項目です。

(1) 設計資料・仕様書・部品図面確認

(2) 部品登録・チェック

(3) 回路情報定義

(4) 基板外形・禁止領域・高さ制限領域等入力

(5) 位置指定部品配置

(6) その他部品配置

(7) 配置検図(お客様)

(8) 修正

(9) 配線

(10)配線整形化・GNDベタ入力

(11)チェック

(12)シルク入力・チェック

(13)検図(お客様)

(14)修正

(15)設計承認(お客様)

(16)ガーバーデータ・基板製作用図面作成

(17)組立図・搭載機用データ作成

回路情報定義

この工程は以下の2つの事を行います。

1)部品の割付をする。
一個の部品(=一個の回路番号)に対して上記で登録した部品のうちどれか一つを割り当てます。
実際にやることとしては、

回路番号:部品種別;
・    ・
・    ・
というテキストのファイルを作成して、それをCADに読み込ませています。

2)上記で割り当てた部品に対して、支給頂いたネットリストの情報を付加します。
これは、上記1)が出来た後、CADの機能を利用して、ネットリストを読み込ませます。

上記の1)も実はミスの起こり易い工程です。
ここでミスをすると、基板では1608のPADなのに、実際の部品は2125だった・・ という事になります。
その為私たちはこの部品割付のチェックも、1)のテキストファイル完成後と基板設計終了した時点と2回、お客様支給の部品リストと比較チェックを行います。

ここまで終了すると、基板のCADデータが出来ます。

仕事や人間関係で感じる苦しさや心の重荷を下ろし、「人生を生き直したい」「今までとは違う人生を生きること」にシフトしたい方のために。

自分が、人間関係や仕事についてどうしていいかわからなくなって、毎晩寝る前に明日が来なければいいと思っていた時に心理学の学びと出会い、それを学び実践することにより「人生を生き直し」できて充実した毎日を送れています。

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この記事を書いた人

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菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。