回路情報定義では何をするか~基板設計の工程(4)

  • ブックマーク

基板設計の工程(の流れ)についてのシリーズ4回目です。
今回は、回路情報定義について解説します。
27647896061_6d9da9d3d6_k

photo by はなむら たかし 信州 Snap::Life

 

基板設計の工程(全体の流れ)

まずは新規に基板設計する時の順番と全体の流を示します。
(お客様)と記載がある工程はお客様実施項目です。

(1) 設計資料・仕様書・部品図面確認

(2) 部品登録・チェック

(3) 回路情報定義

(4) 基板外形・禁止領域・高さ制限領域等入力

(5) 位置指定部品配置

(6) その他部品配置

(7) 配置検図(お客様)

(8) 修正

(9) 配線

(10)配線整形化・GNDベタ入力

(11)チェック

(12)シルク入力・チェック

(13)検図(お客様)

(14)修正

(15)設計承認(お客様)

(16)ガーバーデータ・基板製作用図面作成

(17)組立図・搭載機用データ作成

回路情報定義

この工程は以下の2つの事を行います。

1)部品の割付をする。
一個の部品(=一個の回路番号)に対して上記で登録した部品のうちどれか一つを割り当てます。
実際にやることとしては、

回路番号:部品種別;
・    ・
・    ・
というテキストのファイルを作成して、それをCADに読み込ませています。

2)上記で割り当てた部品に対して、支給頂いたネットリストの情報を付加します。
これは、上記1)が出来た後、CADの機能を利用して、ネットリストを読み込ませます。

上記の1)も実はミスの起こり易い工程です。
ここでミスをすると、基板では1608のPADなのに、実際の部品は2125だった・・ という事になります。
その為私たちはこの部品割付のチェックも、1)のテキストファイル完成後と基板設計終了した時点と2回、お客様支給の部品リストと比較チェックを行います。

ここまで終了すると、基板のCADデータが出来ます。

  • ブックマーク

この記事を書いた人

菊地 健介

菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。

このブログの著者 菊地健介

心プランナー 菊地健介
岡部明美LPL養成講座認定セラピスト/一般社団法人ビリーフリセット協会認定カウンセラー/日本メンター協会オフィシャル・パートナー/プリント基板設計エンジニア(約30年)/経営者(19年)
菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
そして、理性と理論と思考で人生回って行くと思っていた、「無理して一人で背負い込んじゃう思考優位系の人」でした。
でも、人間関係や仕事は全くうまくいかず、職場や家庭はストレスだらけでした。
こんな自分と自分の周囲に起こってきたつらくて・悲しい出来事を脱して、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がついて、心について学んできました。
そして、設計の分野、心の分野両方で、自分の体験と学びを他の人にも伝えています。
カウンセリングのご依頼は、「カウンセリングお申し込み」のページより御申込みできます。
このブログは、心のこと、日々のセッションから見えてくる人が陥りやすい心のスポット、ガジェットのこと、麻布十番・その他グルメ情報を書いています。

カウンセリングご依頼

カウンセリングご依頼は下記フォームよりお申し込み下さい。