Macで逐語記録用文字起こし(3)〜やり方で工夫した所編

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Macで文字起こし、この投稿ではやり方で工夫した点について書いていきたいと思います。
前の2つの投稿はこちら
Macで逐語記録用文字起こし(1)〜準備編
Macで逐語記録用文字起こし(2)〜使用ソフト編

1 ヘッドホンを使う

録音した音声をスピーカーで聞くのとヘッドホンで聴くのと両方やってみましたが、
断然ヘッドホンで聞いた方が集中して、1度で聞き取れる量も多くなりました。
また、雑音等で聞き取りにくい時にも、ヘッドホンを使った方が聞き取りやすかったです。
個人差はあると思いますが、私はヘッドホン使用をオススメします
ただし、長時間ヘッドホンをつけていると耳が痛かったり頭痛がするのでほどほどに
また、ヘッドホンは数百円の安いやつでなく、なるべく良いものを使いましょう
イヤホンはヘッドホンほどの効果は得られないので、どうせお金を出すならヘッドホンを買いましょう

2 「25分文字起こし→5分休み」のポモドーロテクニックでやる

ポモドーロテクニックというのは、
・25分を1ポモドーロとして、1ポモドーロ終了後5分休息をとる
・4ポモドーロ終了後に長めの休息をとる
というタスク管理術です。
文字起こしの場合は、ぴったり25分で区切りになるとは限りませんので時間は微調整して良いとおもいますが、30分程度やって休みを入れる
これが、最も効率良かったです。
逆に、何時間もぶっ続けでやるとだんだんと何度も聞き直すことが多くなり、効率が落ちてきます
最初は25分やっても、3分分ぐらいしか進まないと思います
でも慣れてきて、更に文字起こし専用ソフトの設定を最適化した結果、最後の方には7分〜9分分ぐらい進む様になりました

3 1センテンス3回聴く

聞き方と文字入力はいろいろ試しましたが、以下のやり方に落ち着きました。

1回目聞いて→大体の内容を文字化する、てにおは等の細かい部分は気にしないで入力
2回目聞いて→内容確認と同時に違っている部分は修正。この時も細かい部分は無視
3回目聞いて→てにおは等の接続詞を確認して修正

少しずつ完璧な文章を入力していくのではなく、ある一定量の会話をざっくり入力して、その後細かい部分を修正していくというやりかたです。
スタート/ストップのショートカットキーの操作だけで任意の秒数を巻き戻して何度も聞くことができる自動巻き戻しの設定があるので、決めたところから3回同じ様に巻き戻すのも簡単にできます。

以上、3回にわたって書いてきましたが、テープ起こしするかたの参考になれば幸いです

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この記事を書いた人

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菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。