Board DesignerのRev16からの新機能
Rev16からの新機能として「データーバージョンフリー対応」という機能が加わりました。
新機能説明の 「データーバージョンフリー対応」の説明ページでは以下のような説明になっています。
「下位バージョンのデータも読み書きできるようにしました」
資料 タイトルの下に、上のような一文が書かれています。
これだけ見ると、下位バージョンのデータを下位バージョンのまま読み込んで追加や変更できて、そのバージョンのまま更新終了できるイメージですよね?
それができればすごく便利なので確認してみました。
「データーバージョンフリー対応」の機能
- 下位バージョンのデータにアクセスすると、Rev16のデータに自動的にバージョンアップされる。基板データとCDBどちらも自動的にバージョンアップされる。
- 自動的にバージョンアップした後は、自動的に元のバージョンには戻らない。バージョンダウンするのは今までとおり「任意バージョンへのデータ変換」で変換しないとダメ。
だそうです。
一言でいうと「自動データバージョンアップ」機能です。
設計会社ではお客さんのCADのバージョンははバラバラということが多いので、「現状の最上位のRevであれば下位のバージョンは変換なしで全て読み書きできる」という仕様の方がありがたいし、そうはなることを切に望んでいるんですが、そうはならないですねー
まあ、自動でバージョンUpするだけでも、ひと手間省けるので良しとしましょう。
まとめ
Board DesignerのRev16からは、異なるバージョンのデータを読み込む時、自動バージョンUpされるが、元のバージョンに戻す時は手動バージョンDownする必要がある。