プリント基板設計の入門セミナーを開催しました

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2020年、現在は、心理カウンセラー・コミニケーション研修講師の活動を行なっています。

基板設計については、活動を行なっておりません。基板設計に関してお問い合わせいただきましても、心理カウンセラーの活動が多忙なため、お返事が難しい状況です。

(過去のログとして記事は公開しています。)

東京 新宿で プリント基板設計の入門セミナーを開催しました。   IMG_0502 私が会社に入社した20年くらい昔はは、まだ基板は社内で設計するのが一般的で 基板設計は1年~3年くらい上の先輩に教えてもらうのが一般的でした。

でも、今は毎年新入社員が入るわけでもなく、また社内に基板設計について教えられる 人がいない場合が大半なので、基板設計をこれから社内で始めよう というときに困ってしまいます。

そんな方(会社)のための入門セミナーです。

前職でも、今の会社を起業してからも基板に関する教育については継続して実施していますが、昔も今も共通しているのは 「基板基板設計の未経験者は配線の工程が全てで、それが重要」という誤解です。

残念ですが、その誤解のまま基板を設計すると時間もかかるし、良い基板が設計できません。

当日は

設計開始の時に絶対考えておかなければいけないことをきちんと考えて、効率良く、良い基板が設計できる様な、 基本的な概念、設計準備段階で必要なこと、設計の考え方、どの様な流れで設計を進めるか

について1日お話ししました。

最後には自分の手を動かす実習もあります。

 

当日のアジェンダ

1. 基板設計の工程

2. プリント基板設計の準備

(1)設計の為に準備する仕様書に必要な項目

a. 回路図

b. 部品図・部品リスト

c. 設計仕様書

d. その他設計に必要な資料

(2)設計を始める前に考えること

a. 層数は何層にする?

b. 両面実装・片面実装?

c. 部品と基板仕様の切っても切れない関係

3. 設計に使用するCADの基礎

(1)プリント基板設計ツール

a. 代表的な設計ツール

b. Freeソフトと有料高額なソフト どっちにする?

c. CADを維持するのは費用とマンパワーが必要

(2)知っておきたいCADの概念

a. 層(そう)

b. 部品 c. ネット

d. 幅つきの線・塗りつぶしの面

4. 実際の設計

(1)設計の基本的な考え方

(2)実習 簡単な基板をフリーの基板設計CADを使用し設計

6. 設計例紹介(デモ)

・高速信号回路の配置配線、ノイズ対策を考慮した事例など紹介

このような初心者向けのセミナーは定期的に行っており、開催前にこのブログで告知します。

また、1日1社(2名様まで)限定の個別レッスンも行っています 詳しくは以下のサイトをご確認ください。

ボードテクノロジー:基板と基板設計の研修について

 

 

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仕事や人間関係で感じる苦しさや心の重荷を下ろし、「人生を生き直したい」「今までとは違う人生を生きること」にシフトしたい方のために。

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この記事を書いた人

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菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。