ビジネスを継続していく為には、日々継続して学んでそれを実践していくことが必要とです。
そこで、学びの1つとして、株式会社アイ・コミュニケーションの平野友朗さんが主宰しているビジネス実践塾に入会しています。
これまでブログでは紹介したことはありませんでしたが、独立した人に紹介したらとても喜ばれたのでブログでも紹介してみようとおもいます。
ビジネス実践塾について
最初にビジネス実践塾はどんな内容なのか簡単に紹介します。
ビジネス実践塾は月に1回
ビジネスを成長するための【理解→仕組み化→集客→販売→顧客化】の流れを強化しカイゼンし続けられるようなテーマの教材
が送られてくる通信教育サービスです。
毎月送られてくる教材の内容は
1)オーディオセミナー
オーディオセミナーはゲストの方と平野さんの対談になっています。平野さんが質問する、または話題を振るかして、それに対してゲストの人がお話していくという形式です。
内容によっては平野さんの一人しゃべりという場合もあります。
2)小冊子 Jissen Jyuku Plus(実践塾プラス)
●読むオーディオセミナー
オーディオセミナーの中で話のエッセンスとなる部分が文字でも読めるようになっています(オーディオセミナーの全部が文字起こしされているわけではありません)
●平野さんが選ぶ今月の書籍
毎月多数(約30冊だそうです)本を読んでいる平野さんが、ビジネス向上に役立つ本を紹介しています。
2月は3冊紹介されています
その他に、会員さんの出版情報・収録の舞台裏情報・スタッフさんの通信欄です
上記の毎月送られてくる教材の他に、月に3~4回送られてくる会員向けメールマガジンもあります。
このメールマガジンはとても貴重だと思います。内容は様々ですが、平野さんが行動したこと(Webサイトの改善等)とその結果が数字付きで書いてあったりします。
もちろん、うまくいったことも、イマイチだったことも包み隠さず書いてありますので非常に参考になります
また、会員同士の交流会・Facebookグループでの交流もあります。
ビジネス実践塾と平野友朗さんについては下記にリンクを張りますので興味のある方は参照してみてください。
尚、2015年3月1日現在、募集停止になっています。次の募集は4月以後と記載があります。
また、入会しなくても単品の教材は買うことができます。
2月号オーディオセミナーの内容
2月号のテーマは 「事業再生とビジネスモデルの変革」で ゲストは 株式会社陣屋 代表取締役 宮崎富夫 さんです
もとはホンダのエンジニアから転身して10億円の借金があって営危機に陥っていた実家の老舗旅館を再生させ、更には新規事業として旅館で使うシステムを開発して、その販売とサポートを事業の柱とするまでされている経営者です。
お話の内容は以下です。
- 老舗旅館「元湯 陣屋」とは
- いきなりエンジニアから老舗旅館の経営者へ
- 借金だらけからのスタート
- 有名観光地ではない集合体での魅力が皆無の状況
- 旅館管理システムの大改革
- 思い切った新規事業の開拓
- 紙台帳管理からデジタル管理へ
- 継続的に進化するためにシステム開発は自社で
- iPadを発売直後から使用
- 70人の従業員を束ねる秘策とは?
- 株式会社セールスフォース・ドットコムとパートナーに
- 陣屋コネクトを設立
- 陣屋旅館と陣屋コネクトは車の両輪
- マネジメントの習得のためホテル学校へ通学
- 大事なのはCS・ES・Profitの向上
- 社員研修はCSにもESにも繋がる
- 全国で初!旅館に休館日を設定
- 休館日の設定に踏み切った理由
- 休館日を設定したおかげで○○費の削減に
- 日本の「おもてなし」を世界に
以下のサイトに詳しい内容の説明ありますので気になった方は見てみてください
事業再生とビジネスモデルの変革
~経営危機に陥っていた老舗旅館がなぜ蘇ったのか~
http://www.jissenjyuku.jp/materials/92.html
小冊子 Jissen Jyuku Plus(実践塾プラス)の内容
小冊子の内容は
1)オーディオセミナーのエッセンスの書き起こし
2)イチオシ書籍
商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」しくみをつくる 宗像淳著
他「戦略」に関係する2冊紹介
2月号収録の舞台裏 スタッフさんの通信 です
2月号で印象に残った点
まずは、結果を出す人は行動しているし、スタートするまでの時間は短いということです。このスピード感、これからの経営に絶対に必要と思います。(自分はまだまだだなー 変えて行こう!)
対談の中で、旅館を経営していくために必要な予約管理・宿泊管理・原価管理等必要な項目を見える化しようという取り組みを始めて、
既存のパッケージを買ってくるのではなく一から作ると決める
↓
更にはそれを外注するのではなくシステムエンジニアを募集し自社で開発すると決める
ここまでなんと社長に就任してから2か月後のことだったそうです。
それまで重役として旅館経営に携わり、自分が社長になったらいままで考えていたことを実行するというなら2か月という短い期間で決断もできるかと思います。
しかし、いままでエンジニアとしてホンダにいた人が就任して2か月で後戻りできない決断をするのは大きな勇気と行動力がいると思います。
もう一点は、まずは自分たちが使いたいシステムを1から作る
↓
作ったものを同業者に売り、サポートをする
↓
それを事業の柱として成長させている
という点です。通常は既存のパッケージ化されたものを使か多少カスタマイズして使うと思います。
しかし自分たちが使いたい=その業種に合った使いやすいものを作る。
更にそれを同業者に使ってもらってブラシュアップして、他社が参入できないブルーオーシャンの道をゆく戦略は納得できるし、ぜひ自分の仕事でも応用できないか考えてみようと思います。
以上、実践塾2月号の教材を聞いてのエントリでした。