LPL 2講が終わって3週間で感じたこと・気づいたこと

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LPL第2講が終わってから3週間経ちました。

この間、何回か自主トレをしたり同期生と飲んだりする機会がありましたが、その時気づいたことを残しておきたいと思います。

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photo by はなむら たかし 信州 Snap::Life

 

LPLのカウンセラー・セラピストのあり方

以下はLPLのカウンセラーやセラピストについてのことのみについて書いています。

LPL以外にもカウンセラー・セラピストについての考え方やり方は様々あると思いますが、それを否定するものではないことを最初に明示します。

最初はクライアントさん(自主トレの場合は自主トレのパートナー)の話を聞いて、なんとか心の重荷を少しでも軽くして、癒したいと思ってしまいます。そうですよね。そのためにLPLに参加しているんだから。

そして、覚えたてのメソッドを振り回してなんとかそれを実現しようと思いがちです。実際自分もそうでした。

でも、それは大きな間違いということに気づきました。

重荷となっている心の痛みは本人が最も感じているし、他人(カウンセラー・セラピスト)はその本当の苦しみを感じることはできないんです。だって本人じゃないんだから。

だから、カウンセラーが「どうにかしよう」などど思うのは、思い上がった、上から目線の考えです。

そうではなく、カウンセラー・セラピストはクライアントが答えや真実を(見つけていないけれど)内側に持っていると信じて、あるがままのクライアントに寄り添い、クライアントさんが答えに気が付くのをサポートするだけです。

そして寄り添うときに、決してジヤッジしたり誘導したりして、クライアントの中を別の何かに変えようとしてはダメなんです。

カウンセラー・セラピストが予想した方向に無理やり持って行こうとするのではなく、クライアントさんの感情・思考の変化(または無変化)をそのまま受け入れ、次の感情・思考に移る手助けをするだけです。

このことを最初の段階で気づかせてくれた自主トレメンバーにとても感謝です。

説明はクライアントさんが安心する目的のためだけにする

つぎにやるメソッドの説明、なぜこれをやるかの説明は、クライアントの方が安心できるようにするためには必要ですが、やり過ぎに注意です。

自分の場合は、どうしても最初は自身のなさから長々といらぬことを説明してしまいましたが、それは単に自分のやり方を正当化しようとしているカウンセラー側の「自己正当化意識=言い訳」です。

普段、設計の仕事をしていると「なぜそうするか」はとても重要になりますが、カウンセラー・セラピストの仕事ではそれは上に書いた目的を達せられる最低限であることが大切と思います。

クライアントに寄り添うのに言い訳はいりません。

仕事と家庭の関係性は父と同じ道を歩んでる

次は自分のことについてです。

2講の内容は、0歳~7歳くらいまでの自分と家族・集団・共同体との関係性やお金に対する観念を振り返りつつ、カウンセリング/セラピーで使う技法のいくつかを学ぶものでした。

自主トレもそれに沿った内容が多くなります。そこでもうすっかり忘れてしまっていた、亡くなった父のいろいろなことを思い出しました。

その中で、父の仕事と家庭の関係性を、自分も同じようにやっていることに気が付きました。

投影と言っても良いほどです。

「そうはなるまい」と思っていても、知らず知らずのうちにそうなっていたことに気が付きました

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photo by はなむら たかし 信州 Snap::Life

行動した結果、うまく行く場合もあるし、うまく行かない場合もあります。今はうまくいかない場合が多いかな。

でも行動しないと気づきはありません。

2講が終わって3週間行動した結果、いろいろな気づきの中でとても重要な1項目目に気づけたのはとても良かったと思います。

さあ今週末は3講の講義です。それまでもう少し自主トレがんばるとしましょう。

 

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この記事を書いた人

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菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。