昔、自分はバリバリの左脳人間でした。クールで合理的という言葉は昔の自分には最大の賛辞でした。
まあ、仕事は電子機器の設計だし経営者でもあるので当然といえば当然なんですが、左脳(理論・思考)対右脳(感情・感性)の比率は9対1ぐらい極端だったと思います。
なにせ過去には
・理論と理性と思考
・目標と現状を比較して臨機応変に判断・対応できる柔軟性
があれば人生成功できる、豊かになれると思っていたくらいですから。
家族や友人からは「ミスタースポック」「機械と話しているみたい」「能面」というお言葉を頂戴しました。
若い人で、スタートレックのミスタースポックを知らない人のために。
うまくいかなかった時と転機
で、それで人生がうまく行っていたか?というと全く逆でした。
独立する前にいた会社では部下が離れていく。独立した後には社員は減っていく。売り上げも減っていく。家庭内もザワザワしてくる。
なんとかしなければと思って本を読んだり経営者向けのセミナーに行って学んだことを実践してもしばらくはいいけど時が経つとまた元に戻ってしまう。
それの繰り返し。
そんな感じでした。
そんな状態を何とかしようと、いろいろやっている中で参加したのが 立花岳志さんが主宰していた(当時の名称)「人生を劇的に変える!超実践2daysワークショップ」でした。
その第一日目に奥様でセラピストの大塚彩子さんの講義で「感性とこころ」について聞いた時に「もしかして、うまくいかなかった原因の多くはこれかも」と思い当たりました。
それを転機にして、最初は恐る恐る感性と心に向き合っていくと少しずつ楽になっていくようなきがしました。
そして更に大きな転機になったのが、岡部明美さんが主宰する 2014年の草津でのワークショップでした。
その時は、少人数グループでの他の参加者のセッションで役割を分担して、感性が出るのを妨げていた蓋がいっきに外れる体験をして、自分の感性を信じられるようになりました。
さらに、自分自身が全員参加の場での岡部明美さんのセッションを受けて、月が頭の上に振ってくるくらいの気づきと、役に立たないけどしがみついていた「いままで自分」を脱ぐことができたと思います。
そこから加速して変わっていけたと思っています。
感性を取り戻して感じる様になってよかったと思うこと
●感性を使いはじめると根本的かつ重要な問いが立てられるようになる
「なんとなく気が進まない」「違和感がある」そう言った負の感情を「気のせい」にして、もしくは理屈と理論でおさえてないものにして、無理やり今のままを続けているのでは人生は何も変えることはできないと今では言う事ができます。
まずはそういう負の感情を感じたら、良い/悪いですぐに判断しないで、自分にはそういうものもあるということを認めることです。
「ああ、そういうものもあるんだねー」と認めるからこそ、「じゃあこのままそういう感情しか出て来ないことを続けていていいのだろうか?」という根本的な問いが立つのだと思います。
●違和感が感じられると、大切なものは何か考えられる
日々の仕事、人とのコミュニケーション・その他で、何かが違うと違和感を感じるようになってきます。
そうすると自分が好きなこと、大切にしたいこと、大切にしたい時間が何か? そんなことがだんだんとわかってきます。
自分の人生を良い方向に変えようとしている時に理屈と理論で変えようとしていたときはなかなか変わっていきませんでした。
でも、感性がちゃんと親和性を感じ、好きだ、大切にしたいと思えるものや人生の方向の方が自分にとって何か違うんです
感性が違和感を感じるものや人生の方向は人生を変えることができるのではないかと思います
感性を「発見」「発掘」「実感」するきっかけ
なくしてしまった感性、使ってなかったので使い方を忘れてしまった感性をもう一度使えるようにするには、自分一人で本を読んで勉強するという方法もあります。
でも、自分の経験を考えると、短時間で良い方向に感性を出していけるようにするには、専門家に指導を受けるのが一番だと思います。
自分の場合は前に書いた通り、時期が空いてしまいましたが2つのセミナーに参加して感性があることを思い出して使えるようになりました。
でも、今年は立花岳志さん 大塚彩子さん 岡部明美さんの3人コラボのセミナーが来週行われます。
自分の場合は順次2つのセミナーに参加することで御三方の講義やセッションを受けて「変われた自分」がありますが、今回はそれを3日で一度に経験することができます。
左脳・ロジカル派のための、感性を取り戻しワクワクを生きるワークショップ in 越後湯沢
たとえ自分がセッションを受けなくても、他の人のセッションを見ている、セッションで役割を分担する それだけでも気づきがたくさんあると思います。
変わるきっかけとして、検討してみてはいかがでしょうか。
岡部明美さんのこちらの本もおすすめです。
立花岳志さんのこちらの本もおすすめです。