メンタリングをやって得られる最も大切なこと〜ここに存在していいという安堵の気持ち

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前の投稿でも書いた通り、メンタリングとはメンター(経験のある先輩)とメンティー(後輩)との対話です。
このメンタリングを行うことによって得られるもの、別の言い方をすると、メンター制度を導入することによって、企業が得られるものはなんでしょう?
これは、前投稿で「導入の目的」で書いた様なことがあると思います。
企業が導入する目的としては
・新入社員の職場定着率のUp
・職場のコミュニケーションの活性化
・メンターの育成力・マネージメント力のアップ
等をあげました。

これらは、確かに重要です。
でも、私個人的にはそれよりももっと重要なものが得られると考えています。
それは、
「ここ(この組織)に居てもいいんだ」という存在していいという安堵のの気持ちを得られる
ということだと思います。

メンターとメンティーが、いろいろな話をする。
最初は2人の間はぎこちなかったが、信頼感が出来てきて、お互いの存在を認め合う
そのお互いに認め合う気持ちが、その集団(課・部・事業部・企業)で
・何を言っても自分そのものは否定されない
・多様性(人は皆違い、いろいろな考えがある)が肯定される
ことに繋がり、人理的安全性が拡大していきます。

photo by Takashi Q. Hanamura  Takashi Q. Hanamura Photography 

会社を辞める理由はいろいろありますが、「ここには自分の居場所はないから」という理由は、表面上は出ては来ませんが多くの場合、根底にあるのではないでしょうか?
言葉でも態度でも「お前は必要ない」というメッセージを受け取ると、悲しい気持ちになり、それを発している人(組織)に対して怒りが出て来ます。
逆に、「あなたにここにいてほしい=自分はここに居て良いという存在することの許可が下りる」ときに、安心できるし、それによってパフォーマンスが十分に発揮できるし、回りのことを気にかけることもできます。

自分が勤めていた前会社でも、「お前は必要ない」というメッセージを発している人がいました。
今思い出しても、行動した後に問題点とその解決案をセットにして発言していたつもりです。
でも、社内の政治的判断としては正しいとはいえないようで、疎まれていました。
そして孤立して行きました。
自分が会社を辞めて独立したのは、「ずっと現場で設計をしたかったから」というのが大きな理由ですが、でもそう考えるきっかけになったのは、「自分のことを不要というなら、自分の居場所は自分で作ろう」と思ったことです。
でも、18年前にこの仕組みがあって話を聞いてくれる人がいたらどうだったかな? と思います。

photo by Takashi Q. Hanamura  Takashi Q. Hanamura Photography 

「自分はこの組織では孤立している」と感じるのは、辛いことです。
メンタリングとメンター制度は、「自分の居場所はここにはない」と思ってしまう人が減らせる仕組みです。
ぜひ、活用してもらえる様にこの仕組みを広めていきたいと思います。

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この記事を書いた人

菊地 健介

菊地 健介

感性と心を大切にする経営者、菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
この過程で自分と自分の周囲に起こってきたつらくて悲しい経験から、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がつきました。
今は、それらの体験を生かして、カウンセリングやコンサルティングもしています。
また、更に深くカウンセリングを勉強していくその過程でのいろいろな気づきをブログで発信しています。

このブログの著者 菊地健介

心プランナー 菊地健介
岡部明美LPL養成講座認定セラピスト/一般社団法人ビリーフリセット協会認定カウンセラー/日本メンター協会オフィシャル・パートナー/プリント基板設計エンジニア(約30年)/経営者(19年)
菊地健介です。
約30年プリント基板設計を仕事にしてきて、そのうち17年間は基板設計者と社長という2足のわらじで会社を経営してきました。
そして、理性と理論と思考で人生回って行くと思っていた、「無理して一人で背負い込んじゃう思考優位系の人」でした。
でも、人間関係や仕事は全くうまくいかず、職場や家庭はストレスだらけでした。
こんな自分と自分の周囲に起こってきたつらくて・悲しい出来事を脱して、心豊かな幸せを実現するためには感性もちゃんと使うこと、更に感性と理性のバランスを取ることが重要であることに気がついて、心について学んできました。
そして、設計の分野、心の分野両方で、自分の体験と学びを他の人にも伝えています。
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